あいうえおさんのドブブログ

やきうとアイマスとウマと音楽とその他諸々

映画を観に行ったのだった

おっ! ついに日記っぽい日記になりそうだぞ!!

 

というわけで映画を観てきました。

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア  です。

sao-p.net

 

さてここで皆さんには選択肢がございます。

 

・観たので読む読む

・観に行く予定があるのでここで一旦日記を閉じる

・観に行く予定はあるけど別に気にしないで先に進む

・SAO知ってるけど観に行く予定はないので読む

・そもそもSAO知らないので日記を閉じる

・そもそもSAO知らないけどまああいうえおさんの感想に興味があるので先に進む

こんなところです。ネタバレかどうかは主観の問題なのでするしない断言しづらいが、

あいうえおさん的にはちょいネタバレからまあまあネタバレくらいですかね。

そんな感じで読んでください。

 

 

まず前置きの話からするね。ごめんね、長いよ。

アニメくらいしか知らないって人に今回の劇場版ってなんなの?

っていう話をしますので興味ある人以外は読み飛ばしてください。

ただ俺もふわっとしてるので違ってたらごめんね。

 

ソードアート・オンライン-プログレッシブ-とはそもそもなんぞやというのは、

アニメだけ見てる人にはちょっとわかりにくいかもしれないんですが、

ソードアート・オンラインって、舞台(元になってるゲーム)が

何度も何度も変わってるんですね。

最初のソードアート・オンライン(いわゆるアインクラッド編)。

次はアルヴヘイム・オンラインフェアリィ・ダンスとかマザーズロザリオとか)。

そんでガンゲイル・オンラインファントム・バレット、あとスピンオフのGGO)。

劇場版のオーディナル・スケール(これは原作にないアニメオリジナル)。

こないだまでやってたアンダーワールド(アリシゼーションね)。

今は原作はユナイタル・リンクが続いているわけ。

 

で、プログレッシブは、最初のソードアート・オンラインの世界、

つまりアインクラッド編なんですね。

いわゆるアニメ1期(2012年!)でやってたとこなんですが……。

アニメって時系列的にやってたんですよね、ちゃんと下の層から上の層へ行く感じ。

ところが原作って1層でデスゲームが始まったよ、から一気に70層くらいに行くのよ。

で、1巻でゲームクリアしてから、過去にはこういうことがありました……。

みたいになって巻数が進んでいく形になっている。

(と言っても2巻で一旦アインクラッド編は終わる。その後8巻で短編が入ってる)

で、原作小説だとメインヒロインのアスナって、確実な描写は無かった気がするけど

作者の見解によればアインクラッドの後半の層で

キリトと知り合って、仲良くなって、結ばれるっていう感じなんですよ。

ところがアニメになるともう2話で、

というか1層のボス戦で一時的に組む形になってるんですね。

確かこれはアニメオリジナルのエピソードだったんじゃなかったかな……。

で、実はこのプログレッシブは、大体アニメ1期が放送された頃に1巻が発売してて、

この辺のアインクラッド1層の話を再構築している。

リメイク、というか、本来の時系列で1層ずつ順番に書いていっているシリーズです。

ある意味では別の世界線でのソードアート・オンラインと言えるものとして、

最初から、キリトとアスナのコンビを中心として、

アインクラッド編を書き直すという形になっているわけです。

 

で! 今回の劇場版、星なき夜のアリアはまさに

1期アニメ1話から2話のところの部分を描いているわけなんですね~!

いやーここまで話が長かった!

 

ところが!

あいうえおさん全く情報入れずに今日映画館行ったんですけど

なんとビックリ! 見たことないやつがポスターにいるじゃん! 誰これ!?

本編見てまたビックリ! アスナの学校の友達がアインクラッドに?!

とまあ新キャラが投入されてたんですね、ミトという子なんですけども……。

いや、アインクラッドアスナに友人が投入されてたら

死ぬにしても生き残るにしても色々後々ぐちゃぐちゃにならない?! 大丈夫?!

そうなると最終的に他のシリーズにもプログレッシブ必要になるのでは?!

いや、その場合は先に続かなかったパターンもあるな……などなど。

色々なことを思いハラハラしながら見てましたけど。

 

評価について、結論から申し上げると

 

保留

 

です。

いや、正直言ってこうしか言えないんですよ。

とりあえず1層の段階でミトが死ぬという最悪の展開は免れたわけなんだけど、

じゃあこの後ミトどうすんの? どう使っていくの? っていう形に

それ次第で1話の評価がまるっと変わる。神改変! と言うこともありうるし

事と次第ではプログレッシブをぶち壊した戦犯ともなりうる。

(というか原作がまだ第7層までしか行ってないんで

 劇場版でどこまでやるのかもわからんのよね。てか次の劇場版第5層なの?!)

半分くらいはアスナとミトの話になってて、そこから半分が小説で書かれた

星なき夜のアリアの部分。アスナとミトのエピソードは

キリトとクラインの話と、キリトとコペルという小説版にしかないエピソードなどと

足して比較してそれぞれに対応したような形で進められてて、

こはちょっとニヤリと出来たりした。

(ただ知らないと一部胸糞悪く思える部分あるのでミトの評価低そうだなあ)

ただどうしても半分ミトで、1層クリアまでしか進まなかったのは、

だーいーぶ水増ししたような感覚も出来ちゃったかなあ。

特に1層ボス攻略の話はアニメでもやった部分なので余計にそう思えた部分はある。

次からは初めてアニメ化される話になるはずなので、印象はだいぶ変わるだろう。

難点をもうちょっと上げていくと、前半はミトとアスナ

後半はキリトとアスナでほぼほぼ1対1の構図がずーーーーっと続くので、

演出やカットの面で幅が取れなくちょっと難しい部分があった。

それ故に例えば風呂のシーンとか見せ場のシーンだと、

もうメチャクチャ気合が乗るんだけど、その落差が観客側からも見えちゃって

ああ、はい気合入りましたねえ~って感じにちょっとなっちゃった。

力抜くなとか力入れるなとか言うつもりはないんだが、

もうちょっとごまかしてくれるとよかったかな~~~。

 

関連して。先程も言ったとおり今回はアニメ1話2話でやった部分が多くあり、

それ故にアニメ版の時より演出面などでパワーアップさせなくてはならなかったろう。

ただね~! ちょっとなんか、濃口ソースぶっかけちゃったかな~ってなっちゃった。

はじまりの街の広場に集められて、茅場晶彦が出てくるシーンとか

ZAZYばりに「なんそれ!!」って心の中で叫んじゃったもんね。

ボス戦とかはカッコよくなってたと思うんだけども。

 

 

なんかこの感想だけ見るとあんま面白くなかったの?

とも思えるんだけど、ここは半々というか是々非々とでも言うかで、

さっきから言ってるけど、ここ完全にアニメ1期の1話と2話のリメイクの形なので

どうしてもストーリー的にも身が入らない部分でもあるんですよね。

なので次の劇場版で、新劇場版エヴァで序でまあこんなもんかな・・・からの

破で一気にテンションぶち上がったようなことが起こるかもしれない。

いや一応ストーリー自体は小説で読んでるのでだいぶ違うかもだけど。

ガルパンなんかも劇場版1話からだんだん面白さは上がってってるからね。

そんな感じになるんじゃないかな、くらいのものはあります。

なんだかんだでソードアート・オンライン好きなんでねあいうえおさん……。

いや原作読んだのアニメ見た後からなんで古参でもなんでもないんですけど。

(補足:あいうえおさんがSAOに最初に触れたのは正確には

2016年終わりくらいか遅くとも2017年の始めで、

友人からPS4のゲーム版、ホロウ・リアリゼーションをいただいたからだった

そこからアニメへ行き、原作に至ったんだと書いた後思い出した

なんとも変則的な入り方をしてたもんだな……)

 

あ、一応言っておこうと思うんですけど、

ミトという新キャラが出たことそのものの是非については

これについてはね、文句言うのはナンセンスなんです。

というのは、ソードアート・オンラインってそもそも新キャラメチャ出るんですよ。

そもそもアニメでも新キャラいたわけですよ。みんな大好きキバオウさんとか。

あとゲームなんですけど、ゲームって沢山出てるんですけど

(ごめんなさい今んとこコンシューマはフェイタル・バレットまでしかやれてない)

ゲームで出た新キャラって、少なくともフェイタル・バレットまでは

ずーっとゲーム世界線で継続して出続けるんですよ(確かリコリスは出ない)。

つまりゲーム世界線がずっと続いてるっていう体でキャラは増え続けている。

ストレア、フィリア、セブン、レイン、プレミア、クレハ、ツェリスカなどなど。

それからアプリゲームのほうではインテグラルファクターでコハル。

(アリシゼーションプレイディングにはこの辺出てない。

アリシゼーション系にはゲーム世界線のキャラは出ないんだな。しょうがないか)

他にも劇場版でユナ(とエイジ)という新キャラ出したあとに

アリシゼーションのアニメで二人を出したりとかもして。

 

ゲームのほうのオリジナルキャラはここに詳しいので

興味があったら見てください。

(SAOゲームオリキャラというタブをチェックしよう)

sao-game.jp

 

(今見たらリコリスにもプレイディングにも

 ちゃんとそのゲーム内での新オリキャラはいるのね、過去のがいないだけで)

 

ゲーム世界線は、そもそもアニメや小説ではアインクラッド自体は100層あるのに

75層で色々あってゲームクリアになるっていう形なんですが、

初代のゲーム、PSPで出たインフィニティー・モーメント……はクソゲーらしいので

リメイク版と言っていいホロウ・フラグメントあたりから話を進めたい。

ともかくそこでは75層の本来ならばラストバトル中にバグが起こり、

想定外に76層へ行けてしまった、という世界線なのです。

そこでアインクラッドを100層まで攻略しゲームクリアした世界線で、

その後のアルヴヘイム・オンラインガンゲイル・オンラインも続いていく。

なのでインフィニティー・モーメントもといホロウ・フラグメントに登場したキャラが

そのままゲーム版アルヴヘイム・オンライン(ややこしい)であるロスト・ソングや、

ゲーム版ガンゲイル・オンラインであるフェイタル・バレットに

登場するのは当然の流れなわけですね。

(アリシゼーションは状況を鑑みると出ないのもある程度納得できる)

話が長くなった。そういうわけで、SAOの新しい何かで新キャラが出るということは、

何も珍しいことでもおかしなことでもないということなんです。

この後どうすんの?! って上のほうで言ってますが、

過去のSAOがこうなのでまあどうにかするんでしょう、とも思っているわけですね。

世界線アインクラッドとか既に作られているので、

今更増やしても驚きはしないわけなんです。

当然別世界線プログレッシブが出来てもまた然り。

 

 

はい、というわけでメチャクチャ長文になりました。

最初は普通に感想だけ書くつもりだったのに。

いやそもそもプログレッシブってなんだよってみんななってんじゃない?

みたいに思ったっていうか既に見た俺の友人(アニメのみ)が

そうなっていたので彼のために……ではないが、

自分の感想がそう至るになる理由というか至ったルートを示すために

色々書いていたらこんななっちゃった。

そして最終的な結論がネジ曲がってしまって、

SAOのゲーム世界線のキャラはメチャクチャいいし、

そもそもホロウ・フラグメント神ゲーすぎるので、

みんなSAOのゲーム世界線知ってくれ……ってことを言いたくなってしまった。

マジで俺の周り、SAOのアニメとか小説は見てても、

ゲームやってるやつはメチャ少ないんだよな……。

 

 

最後にふと先日思ったことを述べて終わりにする。

SAOとか、あとガルパンもなんだけど、

まだ現役バリバリに動いている割に

なんか世間の流れが早すぎるので終わった、とは言わないけど、

一昔前のコンテンツみたいな感じになってるの、辛くない?

いやでももうすぐアニメになってからどっちも10年近くになるんだよな……。

そりゃそうもなるか……。

やっぱつれえわ(これももう死語か……)